読んでる、、どころじゃないな。声にだして音読しちゃってるよ。
ホント面白いの。
実は、この本は、旭川で農業やりながら食育活動とか色々な活動をしているharemiさんからお借りしたんだ!
2001年頃に旭川農村婦人大学というゼミナール活動をやられていたようで、その時に、お母さん方から聴き取りしたことをまとめてある冊子なのである。
入植時代を過ごしてきた当時も高齢のお母さん方のリアルな話をそのまままとめている内容で、
私、今更ながら、屯田兵と一般開拓者の違いとかもよくわかったし、
何よりも生活の姿が目に浮かぶように語られていて、とにかく面白いのである。
今みたいにあたたかく過ごせる家があるわけでもなく、何もないところから開拓していくってエライ大変なことだと思うのですよ。耕しても、漬物石になりそうな石がゴロゴロ出てくる・・・とか、考えただけでもエライことだ。
この冊子で語ってくれているお母さん方はもうお亡くなりになっている方が多いのだろうな、と思うけど、聴き取りをした女性たちは健在だと思う。改めて、その方々にお話しを伺いに行きたいなぁと思ってしまったわ。
凄くステキな冊子をお借りできてよかった~。まだ熟読して、まとめときたいからお借りしときたいけど、
ホントに、夜、声にだして音読してると、頭の中にその情景が浮かんでくるんだよねぇ。
お雑煮のことも書かれているのがあるんだけど、
この辺りは、母村が、「山形」やら「富山」やら「香川」やら「山口」やらが多いようで、
お雑煮もカレイの身をほぐしたものを必ず入れる、とかズイキを入れるとか、雑煮の部分で、母村が想定できるなぁと改めて感じた。
何せ、北海道の場合は、地域では雑煮分類できないから、入植の歴史を調べながらじゃないとわからないのよねぇ。その複雑さがまた面白かったりするんだけど!
体当たりで動くだけじゃなく、歴史を学びながら、図書館やら資料館に通い詰めながらの1年間になりそうだわぁ。
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